PSAへ送ったカードは、配送完了後すぐに鑑定が始まるわけではありません。荷物の到着、受付登録、カードの識別、鑑定、ラベル・ケース封入、返送という複数の工程を通ります。ステータスが止まって見える時に焦らないためにも、何がどの順番で起きるかを先に把握しておくと安心です。
提出前:カードと申込内容を一致させる
最初に決めるのは、提出するカード、サービスレベル、申告価格、返却先です。カード名だけではなく、セット名、カード番号、言語、通常版・ミラー・エラー版などを照合します。申込内容と実物の識別がずれると、後の確認に時間がかかりやすくなります。
申告価格は、鑑定後に想定する価値を基準にサービスレベルへ影響します。PSA10になった場合だけでなく、PSA9だった場合も含めて考えます。提出前に、素体価格、PSA10相場、鑑定料、送料、返却までの時間を一度並べておくと、結果が出た後に判断しやすくなります。
- カード番号・セット・版を照合
- サービスレベルと申告価格を確認
- PSA9だった場合の採算も確認
- 申込控え・受付番号を保管
梱包・発送:順番を崩さず、硬いケースは避ける
カードはスリーブに入れ、半硬質ホルダーへ収めます。PSAは硬質トップローダーやスクリューダウンのような硬いケースを推奨していません。輸送時の破損リスクだけでなく、受付時に取り出す工程が増えるためです。
複数枚を送るときは、申込書に並んだ順番とカードの順番を一致させます。カード束は段ボールではさみ、箱の中で動かないよう緩衝材を入れます。追跡可能な配送方法を使い、発送控えと荷物の外観写真を残しておくと、万一の確認がしやすくなります。
- ペニースリーブ+半硬質ホルダー
- 申込書の順番どおりに並べる
- 箱の中でカード束を動かさない
- 追跡番号と発送時の写真を残す
配送完了から受付登録:追跡の『配達済み』とPSA画面は別
配送会社の追跡で配達済みになっても、その瞬間にPSAの注文画面へ反映されるとは限りません。受領した荷物を開封し、Submission IDや申込内容とひも付け、システムへ登録するまでに時間差があります。
この段階でできることは、追跡番号、配達日時、申込番号を控えて待つことです。直後に何度も問い合わせるより、注文画面の更新日と登録状況を確認します。長期間まったく登録されない場合は、追跡情報と申込番号をそろえて問い合わせます。
- 配送会社の配達完了=鑑定受付完了ではない
- 追跡番号・配達日時・申込番号を保管
- 登録までの待機日数を記録
- 問い合わせ時は注文情報を一緒に送る
Research & ID:カード名と版を確認する工程
受付後は、申込内容と実物が合っているか、カードをどの名称・番号・セット・バリエーションで登録するかを確認します。新しいセット、加工違い、エラー表記、識別が難しいカードは確認に時間がかかる場合があります。
ここで止まって見えても、必ずしも問題が起きているとは限りません。カードの識別作業は鑑定前の土台です。提出時の識別を正確にしておくほど、確認で迷う余地を減らせます。
- カード番号・セット・言語・加工を確認
- 通常版と別版を区別
- 新弾・エラー・特殊加工は確認に時間がかかることがある
GradingからAssembly:状態判定、ラベル、ケース封入へ
Gradingでは真贋と状態を確認し、グレードを決定します。PSAの案内では、鑑定に入ったカードは複数の専門スタッフが確認する工程があります。PSA10を前提にせず、最も重い欠点が結果へ影響し得るものとして待つのが現実的です。
鑑定後はラベル情報の作成、ケース封入、最終確認、注文単位での梱包へ進みます。カード単体では作業が終わっていても、同じ注文の他カードや梱包工程により、注文全体の表示が次の段階へ進むまで時間差が出ることがあります。
- グレードはカード状態と真贋確認を経て決まる
- ラベル表記とケース封入が続く
- 注文単位で完了するためカードごとに進み方が同じとは限らない
結果公開・返送:到着前に確認すること
グレードが公開されたら、カード名、カード番号、バリエーション、グレード、枚数を注文内容と照合します。Cert番号が発行された後も検索結果への反映には時間差があり得るため、直後に表示されないだけで偽物・誤登録と決めつけないことが大切です。
返送後は、外箱を開ける前に破損がないか撮影し、内容物を注文一覧と照合します。売却するなら、グレードだけで出品せず、同じカードのPSA10枚数、直近の成約件数、PSA10と素体の価格差も見ます。返却日に相場がどう動いていたかを記録すると、次回のサービス選びにも使えます。
- ラベルのカード名・番号・版・グレードを照合
- Cert検索は反映待ちの場合がある
- 開封時の状態を写真で残す
- 返却日と相場・POPを次回判断のために記録
ステータスが止まったと感じたときの見方
一つのステータスが長く続いても、画面上の表示更新と実作業が完全に同期しているとは限りません。重要なのは、予定納期だけでなく、発送日、配達日、受付登録日、各ステータスが切り替わった日を自分で残すことです。
PSA DATEの進捗ページでは、今後こうした実測日数を注文条件ごとに集計できるようにします。公式の予定日数ではなく、同じサービス・同じ提出経路で実際にどれくらいかかったかを見るためのデータです。
- 発送日からの経過日数
- 配達からシステム登録までの日数
- Research & IDから次段階までの日数
- サービスレベル・提出経路・提出時期
参考・確認先
流出情報とされる内容には未確認の主張が含まれます。PSA公式に確認できる基準と分けてお読みください。